ペアンテロープSC 危機事態対応要領

1. 目的および適応範囲

選手、スタッフが安全にサッカーに取り組める様、自然災害や事故発生時の対応手段について規定する。

なお、本危機対応要領は、普段の練習だけでなく、公式戦および宿泊を伴う遠征時にも適応するものとする。

2. 自然災害時の対応

① 雷への対応:雷があった場合は、速やかに活動を中断し、安全な場所に避難する。選手・スタッフの安全確保を最優先事項として常に留意する。

活動の再開は、雷がおさまって20~30分後とする。ただし、中止の判断は、中断から最大1時間後にする。

なお、公式戦の場合は、大会運営本部の指示に従う。

② 地震等自然災害時の対応:地震等の自然災害のアラート情報が入った場合や自然災害に巻き込まれた場合の対応は、以下の手順とする。

a) 自然災害のアラート情報の内容を確認後、担当スタッフは、引率すべき選手の安全確認を行い。避難が必要な場合は、会場責任者指示もしくは、地域の決められたルールに従い、安全な場所に避難を行う。

b) 担当スタッフは、引率すべき選手の安否を、チーム代表およびチーム広報担当に連絡する。

c) 担当スタッフは、引率すべき選手の保護者や家族に連絡網を通じ、現在の情報を開示する。

d) 公式戦や遠征時自然災害で、選手およびスタッフに被害が生じた場合は、大会運営本部の指示に従う。

e) 担当スタッフは、災害発生時、選手の安全な帰宅が確保できるまで、1名は現地にとどまる。

f) チーム代表もしくはチーム広報担当は、災害の状況に応じHP等で公的に公表すべきと判断した場合は、速やかにHP等で情報を公開する。

g) 宿泊を伴う、遠征および公式戦への参加する場合は、遠征計画書を作成し、行程だけでなく宿泊責任者および宿泊責任者連絡先を明確にし、参加する選手およびスタッフに事前連絡を行う。

3. 移動中の交通事項への対応

① 移動中の事故対応連絡先の明示

通常練習および公式戦参加時の移動中の事故等の連絡先は、チーム代表者、現地スタッフとし、事前に選手およびその家族に連絡先を周知しておく。

②  チームとしての移動中の交通事故発生時の対応

速やかに警察に届け、選手だけでなく、事故関係者に負傷者がいた場合は救急車を手配するなど、法規責任を全うする。

③  事故発生状況の情報展開

a) 担当スタッフは、交通事故処理終了後、事故上状況について、チーム代表およびチーム広報担当に連絡する。

b) 担当スタッフは、引率すべき選手の保護者や家族に連絡網を通じて、交通事故発生の事実、負傷者の有無、今後のスケジュールについて報告する。

4. 個人情報等の情報流出事項への対応

① 日頃の流出予防策

a) 個人情報データを管理するパソコンを明確にし、パソコンのログインパスワードについては第三者に漏らすことは禁ずる措置をとること

b) 個人情報データを管理するパソコンは、ウイルス対策ソフトを導入するとともに、常にウイルス定義ファイルは最新のものに保つ

c) 個人情報データを管理するパソコンは、サイバー攻撃を受けないために、OSについては最新のパッチファイルを導入すること

d) 個人情報を含む情報を紙にて運用する場合、紛失しないように携帯には、注意を行うこと

②  個人情報流出発生時の対応

速やかに、チーム代表及び事務局担当スタッフに連絡を行い、サイバー攻撃のように脅迫等を受ける事態が予想される場合は、速やかにチーム代表もしくは、事務局が警察に届け出ること。

③  個人情報流出発生状況の情報展開

チーム代表もしくは、事務局は、選手の保護者や家族に連絡網を通じて、個人情報流出発生の事実、今後の対応スケジュールについて報告する。